Hejira Joni Mitchell


『逃避行』というアルバムに入っている曲で、このアルバムのタイトルにもなっています。俺はこのアルバムが大好きで、ジョニのアルバムは全部素晴らしいと思っている俺でも、このアルバムは最高です。詰まっている曲全曲素晴らしいし、アルバム全体としてもすごいです。ライナーノーツによると、hejira というのは、一時非難という含みを持った逃避行らしくて、そこを捨ててどっかに行ってしまうってことではなくて、またその場所に戻ってくるという感じらしい、、。


恋に傷ついた女が、一時そこから逃れるために旅をしている、、。でもいずれはまた以前の場所に戻らなければならない、、。そんななんとも、ギリギリの気分をエレキギターのぶっとい音で表しています。この曲、、映画の一場面のようで、大好きです。決して気分を明るくしてくれるって曲ではないですけど、ちょっとセンチメンタルな気分を味わいたい時にはいいですね。^^;実はこのアルバムを聞いて、エレキを弾いてみたくなりました。うるさいだけの楽器かと思っていたら、ジョニがやると、、なんとも女性らしいニュアンス溢れる音になるんですねぇ〜。楽器って不思議です、、。鬱陶しい曇り空のような重苦しい曲ですが、、好きです、、。(^^)