なんにもない『母の日』

今日も朝から素晴らしい天気。俺は早起きしてさっさと洗濯物を片づけた。それからトラに飯をやり、自分はコーヒーを飲んだ。タバコを一本吸って、それから、さてっ、今日の予定は、、と、、。そうだっ、今日は『母の日』。BBが実家へ帰るとか何とか言って、昨日花を買っていたことを思い出した。きっと付き合えというにきまっているから、俺は彼女が起きてくるのを待った。ところが起きてきたBBが『うぅーーんっ、今日はよすわ、、』と言い放ったのだ。あのねぇ〜、じゃあっ、昨日買った花はどうなるの??? 『仏壇へでも供えるかっっ!!』という。あのうぅ〜、あなたの母、まだ生きてますけど、、。^^;それに我が家の仏壇へ供えても、、ねぇ〜、、行先のなくなった花、余った花、予定外の花、、仏様、こんなので喜ぶかねぇぇ〜。???

その後BBとSSを連れて買い物に出かけた。いつもの車でいつも店へ、、。もうっ、判で押したような日曜日の行動パターン。まぁ〜、結構幸せですからいいですけど、、。^^;

昨夜は久しぶりに『土曜ワイド劇場』を見た。温泉若女将の、、ってやつ。俺はサスペンスが大好きなのだ。二時間で終わってしまう難事件??を解決するその過程で、人間心理ってのが勉強できたりする。もしもう一度生まれ変わって人生やり直せるものならば、俺は心理学者か精神科医、、検視官かプロファイリングの仕事をやりたいと思うくらいなのだ。昨日のドラマ、、つい最後まで見てしまったが、伏線と全然関係のない事件がもう一つ起こっていたりして、これっ、ずるいっっ!!とかって憤慨したりしたが、テーマが他人を信頼することの大切さなのだから、まっ、いいかということで無理クソ納得した。^^;

こんなドラマを見ながら一方では京極夏彦を読んでいる。昨日の殺人事件は、高校野球の決勝戦で凡打を受けそこなったせいで甲子園出場できなかった、、という下地があって、その時の関係者がぎくしゃくしているし、京極夏彦ではそういう因縁めいたものを利用して又市が、一方が立てば片方が立たずという状況を、両方とも立たせて丸めてしまう。人間ってよくよく感情の動物なんだなと思う。アガサ・クリスティだったか、、の本の中で、『事実だけを見つめれば、話は簡単だ』というようなことを読んだ。ほんとにそうだね、、『〜であろう』とか『〜に違いない』とかって、俺達って自分では気づかない先入観をもってことを見たりしているよねぇ〜。

『先生なんだから、、』『警察官なんだから、、』っていうのは、新聞紙上でいろんな事件を読むとメッキがはげてきた感じはするが、『まさか裁判官が、、』『まさかお坊さんが、、』ってのは、、まだ俺の頭では『清廉潔癖で崇高な理念を持った人々』っていう観念がある。よくよく気をつけないと、『お寺の方からきました、、』なんて言われて、へんてこなもの買っちまいそーだぜぃっ!!もっとも、裁判所については、俺に用事がある時は文書が送付されてきて、『この文書持参の上、お越しください』となるようだから、これだけは覚えておいて、振り込め詐欺には注意しようと思っている。俺も馬鹿だからなぁ〜。^^;