『後巷説百物語』を読み終える

今日は朝からいい天気だった。でも俺は憂鬱、、。夕べ寝る前は気にしてなかったんだけれど、今朝起きたら、右足のかかとのところがものすごく痛い。滅茶苦茶痛い。これは痛風の発作??発作というと、何の前触れもなく突然やってくる体の変調って感じだけれど、俺のこの痛みはどうも痛風の痛みが慢性化してしまったようなのだ。これはかなり危険らしい。普通痛風の痛みというのは、突然やってきて、数日後には何もなかったようにすっかり元通りになるものなのだ。だから『発作』って言葉がとても適当に思えたんだが、慢性的になると、これはもう発作ではない。以前ネットで痛風について調べた時に、痛風発作も段々と間隔が短くなつてきて、、慢性化することがある、というような記述を読んだような気がするのだ。これっっ、非常に困るっっ!!どうしたらいいんだろう、、、って考えていたら、鬱々してきたよ、。以前もらった消炎剤を飲んでやり過ごしているんだが、、、。

そうはいっても休めないのが『主夫』。今日もとにかく最低限のすべきことはこなした。BBが同僚からナスの苗を頂いてきたので、わが菜園の手入れをして早く定植したいんだが、ちょっと無理、、。それに除草剤をまいたばかりで、今やっと全体的に青かった雑草が茶色く枯れてきたところなのだ。もう少し時間を置きたいと思っているが、ナスの苗だってそんなに長くは待ってくれないだろうから、できるだけ早く菜園へ行きたいんだけど、かかとの痛みも怖い。

京極夏彦後巷説百物語』を読み終えた。長男が持っていたものを借りて読んだのだ。最初は京極夏彦って、、と思っていたが、彼の作品をずっと読んでいるうちにすっかりファンになってしまった。今更だけれど、昔の古い物語や童謡を小さな子供達に聞かせるってのは大事だねぇ〜。自分のことを考えてみても、そんなことあるはずがないっ、と思いながらも、でも、、と不安になって、それが悪事を働く抑止力になったり、年上の人の言うことを、取り合えずは一生懸命耳を傾けたり、、ってこと、あったなぁ〜と思う。嘘をついてはならないっ!!と真っ向から言われるよりも、、たとえば、、雪女の話みたく、絶対に私のことを他人に話すなと言われていたのに、話した結果、すべてを失ってしまう男の話のほうが、なぁ〜んとなく、、怖い、。^^;

人間が宇宙に出かけるこんな時代にも、縁起を担いだり吉相を気にしたりするのは、やっぱ、人間って、今も昔もそんなに大きく変わったわけじゃないんだなと思う。俺は今でも結構昔話は信じるほうで、仏壇や墓石の前では、ちょっとかしこまったりしてしまうのだ。自分でもなんかヘンだなと思うけれど、、みんなそうだろうと思っているんだけど、、、ええっ??? ひょっとして、、俺だけ?? ^^;

京極夏彦の作品って、長いんだよねぇ〜。^^;長男は『次はこれなんかどう??』といって新しい本を用意してくれているんだが、、。読み始めると止まらないから、最初からページを開かないでおこうかな、、。別の本を読んだ後で読もうか、、。