『カレー事件』をちょっと考える

今日は朝から最高にいい天気だった。さっさと洗濯をしてさっさと買い物に出かけた。天気がいいと仕事が早いっ!!(福屋工務店)^^;しばらくこんないい天気が続いて欲しいものだ。その前草ボウボウの我が菜園に除草剤を散布したのだが、もう少し散布しておきたいと思っているのだ。今年は米は作らないけれど、野菜はしっかり作ってしっかり食いたい。

新聞で和歌山のカレー事件の判決が出たという記事を読んだ。一審二審とも有罪判決だったのだが、最高裁は一体どういう判決が出るのか興味があったのだ。結果は最高裁の判決も一審二審を支持するもので、結果林被告は死刑となった。この裁判で一番難しかったのは、殺人まで犯す『動機』が判明しなかった点だったようだ。最高裁の判決でも、『動機の解明はなくとも殺人罪は成立する』という判断だった。

事件が発生して林被告が怪しいと言われマスコミが騒ぎだした時、家に押しかけて来た報道陣に笑いながら水を掛けている様子やインタビューに応じているのをテレビで見た。俺の思い違いかもしれないが、彼女は障害者だったようだ。俺は目の不自由な友人がいるが、彼女が障害者だとは到底思えなくて大層驚いたものだ。その後次々と保険金詐欺を働いていた事実が判明して、なんとなく納得した。というのも、誰かその障害を認定する人が必要だろうけれど、まさか医者が偽の診断書を書いたりするものか、、と思ったからだ。そんなことをすれば、医者は即刻医師免許を剥奪されてしまうのでは?とも思ったし、、。

これから俺達もこうした裁判に出て判断を求められることがあるかもしれない。そんな時、正直いってどうしていいのか判らない、、。^^;彼女が今までしてきたことを思えば、やりそうな気はするけれど、殺人まで犯すってのはかなり強い動機があってもいいようにも思う。近所の人達とうまくいってなかったというだけで、無差別殺人を実行しようという気になるのかどうか、、。でも一方で、すべての状況が林被告が犯人だということを示していれば、動機は彼女が自分の口で語らないだけだということにもなるしなぁ〜。それに冷静に考えればとても些細なことでも、殺人を実行する時はそれが立派な動機だったりするし、、。例えば、決して肥っているわけではないのに、当人にとってはもう大変なことで、他人の目が異常に気になったりすることがあるように、。となると、動機ってのは本人にしか判らないことのように思えてくる。

俺は推理小説やテレビのサスペンスものが大好きなんだけれど、現実は小説より奇なりだもんね、、普段からしっかりと自分の感性を磨きしっかりした考えを構築しておかないと、判断を仰がれた時はたちまち困ってしまう。うぅーーんっ、難しいっ!!、、、それにしても、いったい誰が素人を裁判に巻き込もうなんて考えたんだぁっっっ???^^;