カントリー・ソングを聴く

今日は雨、。おまけに最近足首が痛かったのが治ったと思ったら、今度はひざが痛くなってきた。これは痛風の発作に違いない、、。そして凄い猫の鳴き声がすると思ったら、あの意地悪ネコがやってきて居候のトラをいじめていた、。もう今日は最低の一日だったよ、。なんだか今年は開運暦のいう通り何にも思い通りに行くことはないような気がする。今年はじっと我慢の年だとつくづく思う。

所有しているレコードのデジタル化に励んでいる。^^;毎日一枚づつCDに落としているのだが、ここ二日ほどはカントリー。(^^)カントリーってそんなに好きではなかったけれど、昔はフォークソング大好き青年だった俺は、カントリーも『取り合えず』聞いておかねばっっ、と思って数枚買ったのだった。昨日はウィリー・ネルソン、、今日はジョニー・キャッシュ、その前は、カナダのゴードン・ライトフット、と、続けて聞いている。

カナダの英語の先生は『カントリーって苦手。歌詞や曲がどれもこれも同じような感じだから、、』といっていたが、まぁ〜、カントリーは日本の演歌よろしく歌詞も音も一つのパターンがあるようだ。退屈極まりないと言えばそれまでだが、その代り、安定、安心感はある。^^;ジョニー・キャッシュのように、いかにもカントリーってのもあるけれど、カントリーっぽいってのもあって、俺は大好きだ。聞いていて、なんともさわやかな気分になれる。ギターやマンドリンフィドルウッドベースだけで演奏されているのは、あまり長い間聞いているとちょっと退屈だ。でもストリングスがかかっていたりドラムが入っていたりして、正統派から少しずれてカントリーの香りを残しながら、ポップスの壁を乗り越えていくような音は、とっても聞きやすいと思う。

ジャンルによって声の出し方、、というか、、歌い方ってのが違うのが面白い。カントリーを歌う人達って、声にビブラートをかけたりはいないんだねぇ。日本で演歌を歌う人達は『こぶしをまわす』っていうし、。島唄のような声の出し方もあるし、パフィ・セントメリーのように自分が育った部族独特の発声法もあるようだし、、。また声楽を勉強した人は、また違っているし、、。今まではそのジャンルでしか使わなかった発声法を別のジャンルで使う試みがもう普通になっているような現在では、音楽をジャンルでくくるってことの方が無理になってきているようだ。それでも『どんな音楽が好き??』と聞かれると、自分の中で自分の好きなアーティストを無理やりあるカテゴリーの中に入れようとしたりして、、。^^;、、そういえば、英語で『音楽』が複数で扱われることって、、ない、、よね、、?? ^^;もうそろそろ俺もどんな種類の音楽が好きかと尋ねるのはやめて、どのアーティストが好きかと聞くようにしなければいけないのかもしれない。

ジョーン・バエズは自分の音楽の方向性に迷っていた時、カントリーに向かったことがあった。アメリカの音楽の源はカントリーだと言ってカントリーっぽいアルバムを数枚作った。俺は時々彼女のそんなアルバムをむしょうに聞きたくなるのだ。純粋な日本人なのにヘンだよな、。^^;