Youtubeって面白いっ!!(^^)

コンピュータのハード面は日進月歩。それに合わせてソフト面も驚くほど充実してきた。俺は昔からコンピュータが大好きだった。ずっとずっと大昔、8ビットコンピュータってのがあって、俺は初めてそのコンピュータを買った。まだ押入れに入れてあるけれど、基本ソフトを使うたびにカセットテープでコンピュータ内部に取り込まなければならなかった。読み込みも恐ろしくゆっくりで、説明書には『その間はコーヒータイム』なぁ〜んて書いてあった。勿論モニターは白黒でカナ文字。^^;自分でプログラムを組める楽しみはあったけれど『ベーシック言語』でも俺にとってはややこしくてすぐに『俺には無理』とあきらめてしまった。^^;

そして十数年。今じゃ動画も無料でアップしたり他人がしたものを閲覧したり出来る。こんな面白いものを考えるってのがすごい。それも使うのは無料だし、、。昔だったらきっと使用料なんかとられただろうね。^^;

そのYoutubeで、俺が大好きなジョニ・ミッチェルの古いライブを聞いて楽しんでいる。『音』だけで彼女がステージで歌っている動画はついてないが、それでも十分楽しい。彼女はファンの間では随分ライブアルバムの発売が期待されていたのになかなか実現しなかった。出てきたのは彼女がアルバムを五枚ほど出した後だったと思う。公式に彼女のライブアルバムが出た時は、彼女の声はデビュー当時と少し変化していて、あの透き通るような柔らかな声が少しハスキーな感じで歌いぶりもジャズっぽくなっていた。俺は今でも彼女のデビューアルバムをよく聞いているくらいで、ずっと昔の声が好きだった。

いったいどこのどいつが彼女のライブを録音したのか知らないが、彼女の古い古いライブがYoutubeで聞けるのだ。(^^)きっと『違法』なんだろうけれど、そいつに感謝だよっ。^^;ジェイムス・テイラーとのデュエットもあって感激だった。これは学生の頃、海賊盤レコード店にあったんだが、金がなくて買えなかったのだ。ジョニとジェイムス、あの頃はいい仲だったんだよねぇ〜。(^^)もう彼らもいい歳だけど、ジェイムスが舞台でジョニの『リバー』って曲を歌っているのを客席かどっかでジョニ・ミッチェルが観ている動画もあって、歌い終わったジェイムスにジョニが一生懸命拍手をしていた、、、。ああ、、その時彼らの胸中に去来するものは、、なぁ〜んて、どっかの無粋なアナウンサーみたいな気分になった。なんだかドラマチックだねぇ〜。まっ、こんなものが流れた日にゃ、いつまでたっても過去を断ち切れなくて、『リンダっ、困っちゃうっ!!』だろうけど、。^^;

Youtubeが大人気なのに対してある人達はカメラに夢中だ。動画の方が思い出を残すにはいいような、、と思いながら、思い出を切り取ったような写真の方がいい、、とも思う。動画はすべてを見せてくれそうで、それゆえ余計なものまで残ってしまうけれど、写真は一瞬の風景なのにその時の気持ちが後で見た時動画よりも鮮明に蘇るってこともあるし、、。俺達の心の中には時間の経過が自分の過去を美化する機能が備わっているようで、写真からは『いい思い出』だけがよみがえるのに、動画ではこの心の機能が働かなくて、嫌なことまで『動いて』たりして、、。^^;

きっとみんなはこんなことは判っていて、うまく使い分けているんだろうな。俺が80歳になった時、さて、、動画がいいのか写真がいいのか、、。でもこの調子でいくと、もっと面白い『過去の残し方』が出てくるようで楽しみだ。あ、、でも、、そうなると『汚い俺』が一杯残るってことになるのか、、。わわっ、それも困る。これでも若い頃は結構いい男だったのよ、俺は、、。ひひっ。^^;