隣の新妻が御挨拶に来る

三月三日、、、うぅ〜っ、なにかあったなぁ〜、、、と思っていたら、あはは、今日は雛祭りだったのだ。俺が住んでる辺りでは、四月三日にお祝いをするので三月三日は雛祭りといってもどーもピンとこない。我が家にも娘がいるけれど、娘のためにお雛様を出したのはいつだったかのか、もう思い出すこともできない。^^;子供達が小さい頃は楽しい行事でバタバタしたものだが、、。もうすっかり子供は大きくなったけれど、三月三日には玄関先に小さな雛人形を飾ったりされるお宅も多いだろうけれど、俺んちはそんな風情のあるヤツだ誰もおらんっ!!とても可愛い小さな雛飾りだってあるんだけどなぁ〜。まぁ〜、これも、一度出すと、今度はさっさと引っ込めないと嫁入りが遅れるなぁ〜んて言う人もいるし、、。だったら出すなっっ!!、、ってことになって、、。^^;

ひな祭りの日を選んだのか、それとも偶然なのか、今日は隣の息子が嫁と自分の母親を連れて挨拶にみえた。いいなぁ〜。(^^)ここんとこずっと楽しい出来事がなかったので、新婚カップルが雨の日に傘をさしてご近所回りなんて、ほんとにめでたくて、こっちまでわぁーーっと楽しくなる。

でも楽しくない人達もいる。^^; 俺の周りはまだまだ古き日本の良い習慣が残っていて、引っ越してくると御挨拶にみえてくれるし、新しい嫁さんが来ると、これまた近所に御挨拶に回る。俺んちなんかは手放しでうれしいなと思うけれど、いい歳の息子がいるのにどーも御縁がない親御さんのところは、心中複雑に違いない。^^;『どーしてうちの息子は、、』と、腹を立てるのか捨鉢になるのか判らないけれど、近所にやってきた新しい嫁を見るのはちょっとショックだろうと思う。今日も嫁を貰った息子のお母さんに『今度はお宅の番だねぇ』と言われて、俺はドキッとした。そうなんだ、もう順番が、、。^^;『俺ん所はまだまだ先で、、』とは言ったものの、もう自分の息子もそんな歳になってきたのかと思うと、わっ、人様の息子の心配ばかりもしてられんと思ったりして、、。

何もかもが、まるで川が流れて行くように自然に流れていけばいいけれど、これがなかなかうまくいかない。昔は『結婚は子孫繁栄の、、』なんて言われるとなんだか反発したくなったものだが、確かに高いところから大きな目で見れば、その意味が少し判る。普通に家庭を持って子供を育てて、、ということが滞ってしまうと、そこで流れが止まってしまう、、というか、、川の水が枯れてしまうような感じになるんだよなぁ。それはつまり俺自身もなくなってしまうってことなんだ。俺みたいな男の血筋が絶えたところで、、と思う反面、そうなるとちょっとさみしいような、、。^^;

こーなったら、絶対子供達には結婚して頂きますっっ!!(^^)