どんど焼きをする

すっごく遅ればせとは思うけれど、今日は一人でどんど焼きをした。多分俺が住んでる地域では十五日がどんど焼きをする日だと思う。俺は、その日には玄関に掛けていたしめ縄やら神棚に置いてあったものやらを全部一つにまとめて田んぼで焼こうと準備をしていたんだが面倒臭くなって、燃えるごみに出したら、、とBBに言ったら、『ダメっっ!!』と一喝されたために、いつかいつかと思っていたら、ついに今日になってしまったというわけだ。^^;さぁーーっ、と思った日には寒くて風が激しかったりして、タイミングをすっかり逃してしまった。今日は暖かくて風もなかったので、一人で田んぼにいって今年の無病息災を願いながら、行ったのだった、、。遅いっっ!!、、、ってか、、。^^;

これで、とにかくやっと正月は終了した。^^;

昔からの行事が、現在のいろんな行事と入り混じって、俺は時々おおいに混乱する。『どんど焼き』についてもそうだ。鏡開きだの成人の日だのが一緒になってしまっている。正月三が日、七草粥、鏡開き、成人の日、どんど焼き、、??? 以前は成人の日は一月十五日だったような、、。微かな記憶では、、たしかどんど焼きの火でおもちを焼いたような、、。鏡開きでは甘ぁ〜いぜんざいだよなぁ〜。^^;じゃあ俺は、鏡開きとどんど焼きが混ぐらがっているような、、。^^;まぁ〜、、いいかっ。(^^)(絶対よくないっっ!!)

しかし本当に昔の人達はいろんな行事をよく覚えていて、それを順次こなしていったものだと感心する。最近京極夏彦にハマって彼の本をいくつか読んだが、妖怪とこんな色々な行事ってのはどっかで繋がっているんじゃないかと思う。俺が『面倒だから燃えるごみに、、』と言って叱られてしまったが、やっぱりそんなことをするとバチがあたる、、というか、なんか変な妖怪が出てくるというか、、そんなことがあるのかも、、。昔はあったのかも、、と思ったりする。意味も理由も判らないけれど、昔の行事はきちんとしたほうが、、絶対いいのだっ。(今だに理由はわからないが、、^^;)

小学生の頃、国語の先生がよく昔話をしてくれたが、その中の一つに怖い話があった。ある村の高台に石の塔があった。毎日お婆さんはそのとうにお参りに行ったそうだ。そして『もしこの塔に血がついていたら津波が起こるんだぞ。村が全滅するんだぞ。』と言っていたそうだ。ある日若いモンがカマで手を切って血を流した時にふざけてその塔にこすりつけた、、。次の日お婆さんがそれを見つけて、『津波が来るぞっっ!』と村のみんなに逃げるように言ったのだが、ある人々は信用しなかった、、。ところが大きな音がして大津波が村を襲い村は全滅したそうな、、。お婆さんのいうことを信じてとるものも取りあえず逃げ出した人たちだけが助かった、、、という話、、。

意味も理由も判らないけれど、昔の人が言うことは、一応信じた方が、という教訓だったような気がして、、。昔から言われていることは、あまりよくはわからないけれど、ずっと言い続けられてきたということは、それなりになにか意味があるんだろうねぇ〜。^^;ほんとっ、、、良くわからないけど、、。^^;俺はやっぱり判らなくても昔の行事は続けていこうと思う。だから、俺に『どうしてそんなことをするの???』って聞くなよっっ!!!!!