お通夜に出かける

今夜は、去年中学の保護者会で一緒に役員をした方のお父様が亡くなられたというので、そのお通夜に出かけた。結婚式の出席も辛いけれど、お通夜・告別式も辛い。まぁ〜、亡くなられたお父様の年齢が八十六歳ということで、大往生というか天寿まっとうというか、、とにかくご高齢だったのがちょっと救いだった。若い頃はお通夜の席で笑ったりするのはとても不謹慎なことだと思っていて、列席者の方々が自分達の話で笑い声を出すだけでもムッとしたものだが、俺も歳を取ってくると、天寿をまっとうされた方は、悲しいけれど、ひょっとしたらそれはとてもめでたいのかもしれないと思うようになってきた。^^;

お通夜や告別式に何度も出席していると、宗派の違いによる式の進め方の違いが少しずつ判ってくる。今夜のお通夜も俺が一番なじみのあるものとは少し違っていた。和尚がお経を唱える時間がとても短かった。それよりも地域の人達による『御詠歌』のほうがずっと長かった。俺が住んでる地域ではお経のほうが長いと思う、、、。

死んでしまう、、この地上から永久になくなってしまうというのは、とても悲しいことだ。けれど一方では新しい命がどこかで芽生えている。そうして世の中は動いているのだなぁ〜と、お通夜に出席するたびに思うのだ。俺も『葉っぱのフレディ』のような心境で地上から消えてしまいたいものだ。