入学式

昨日は家人が告別式に出席。お膳を持って夜遅く帰ってきた。夕食をしっかりとったのに、おいしそうな肴を前にしてそのまま寝るわけにもいかず、チビチビとビールを飲んだりワインを飲んだりした。そして今朝は娘の入学式だというので早くから起きだし、シャワーを浴び髭を剃って出かける準備をした。学校へ提出する書類に添付する『家族全員が載った住民票』を用意するのを忘れていたので、なんとか今日中に提出出来るように考えた。娘を早めに送ってもう一度戻ってきて市役所に行くことにした。娘は午前九時には教室へ一度入ることになっていた。入学式は九時半に始まる。さっさとすれば入学式開始までには間に合うだろうと思って行動に移した。
市役所へ行ってみるとまだ八時過ぎだったので、さすがに業務は開始してなかったけれど、何時からですかと尋ねると、八時半から始まるので入って椅子にかけてお待ち下さいというやさしい言葉っ。俺が開始時間を待っていると、少し早かったけど住民票の請求を受け付けてくれた。本当にやさしい女性の受付係で、その親切が身に沁みた。一番乗りだったのであっという間に手続きをしてくれた。本当に助かったよ。八時半過ぎに住民票を手にしたので余裕を持って入学式に臨むことが出来た。
市役所職員なんて意地の悪い奴ばかりだと思っていたけれど、なかなかどーしてっ、わが街の市役所職員の中には素晴らしい人もいるのだ。わっはっは。朝からすっごく気分が良くて、横から突っ込んでくる車にも『どーぞっ、どーぞっ』って、、。(^^)わっはっは。そして思ったものだ。人にやさしく出来ない人はきっとやさしくされたことがない人なんだろう。精神科医が『愛されたことのない人間は人を愛せない』というのはこういうことなのだと深く納得。愛情持って育てられた子供は、何が『愛』なのかはっきりとはわからないだろうけど、大きくなっても、その愛されたことの気持ちよさは忘れることはなく、きっとこういう感覚を人に与えることが『愛』だと確信するのだろう。それはあながち間違いではない。(^^)
こんな気持ちのいい状態で入学式に臨んだのに、入学式はほんとっ、ひどかったぁ〜。昨日の中学校の入学式では、新入生の挨拶の上手さにはびっくり。落ち着いてはっきりとした声で、新入生らしい言葉で新しい生活への誓いを述べた。勿論一番いいのは、我が会長の祝辞だったのだが、。^^;そして一番退屈でひどいのは教育委員会の祝辞。何度きいても『感動』がない。『心』がない。義理で来賓として出席するならば別にこなくてもいいのにと思う。心から新入生を祝うのなら、もっと最高機関らしい文章があってしかるべきなのになぁ〜、と思う。別にいいけど、、聞いてないから、、。高校はもっとすごい。名前を呼ばれても返事もしない。あはは。^^; 国歌斉唱は誰も歌わない。あはは。一番感動したのは、合唱部が素晴らしい歌声で校歌を歌ってくれたこと。新入生ったら、髪の毛のことについて入学日草々、親子で先生から注意を受けていた。^^;あはは、、はは、、。どーでもいいけど、、。昔は良かったなんて絶対思わないっ。俺は今よりずっと貧乏だったから、、。でも、節度というのは大事にしたいと思っている。髪の毛が赤かろうが金髪だろうがどーでもいいけど、きちんと名前を呼ばれたら返事をし、人の話に真剣に耳を傾ける。だって、晴れの入学式なんだもの、もう二度と出来ない大切な式典なんだもの、ここはバシッと決めなきゃねっ。(^^)やはり正月には正月らしく、お盆はお盆らしく、古式ゆかしく過ごしてこないと、さぁーっ、って時は困るよなぁ〜。^^;親が正月に出かけたり、お盆に墓参りしなかったりすると、やはり子供は『決め時』が判らなくなるのかしらん。^^;
さぁーっ、明日は交通安全のお兄さんに変身するぞっ!! もーーっ、嫌っ、と思うけれど、一つひとつ予定を潰していかないと怒涛の日々は終わらない。