おまけの日

今日はまだ二月。うるう年の『おまけの日』。ちょっと得した感じもないではないが、切羽詰まらないと動かない俺にとっては、迷惑な日と感じないでもなく、、微妙。^^;とにかく二月最後の日。すべてを締めくくるべく今日も奮闘しよう。
朝から話すべきことでもないんだけれど、俺にとってはちょっと危ない兆候が出てきた。どーも、俺、、ちあきなおみにすっかりハマってしまったようなのだ。^^; 素敵だなとは思っていたけれど、こんなにハマるとは思ってもみなかった。ずっと昔の紅白歌合戦で彼女がやったパフォーマンスをもう一度見たくてネットをあっちこっち回ったら、なんとっ、これが見つかったんだよね。それだけ見てりゃ良かったんだけれど、世の中には俺とよく似た人達が大勢いるんだねぇ〜、いろいろ彼女の動画をアップしてくれていて、それを次々見たのが悪かった。^^;彼女、凄いっ!! 中島みゆきの『夜会』も大好きなんだけれど、その原型がちあきなおみの中にもうすでにあったんだよなぁ〜。『ねぇ、あんた』という歌、、これなんかもう凄過ぎ。もう神がかりだなと思った。ある人が『上手いとか、才能とか、、そんなものの向こう側にいる人だ』と評していたけれど、まったくもってその通り。もう遥か向こう側にいる人だ。俺は中島みゆきも好きなんだけど、特に何気なく歌っている歌、さりげない歌、、ずっと昔の『夜風の中から』とか『こんばんわ』みたいな、あんな歌が好きなんだけれど、もっともっとさりげなく歌えばいいのにと思っていたら、もうちあきなおみがそれをやってたんだねぇ〜。^^;
それに気がつかなかった俺も馬鹿だけれど、でも、自分の精神年齢を考えると、仕方ないかと思う。俺はきっと幼い、、、幼稚だ。ちあきなおみの歌は、本当の大人の歌。だから聞き手が幾分成熟していないとその良さは判らない。アイドル歌手だった彼女の中に、今の彼女を見ていた人達がいるとすれば、その人たちの成熟度は素晴らしいものだ。とにかく俺にとっては、今は彼女の息使いまでが素敵っ。(^^)
若い人達が彼女に夢中らしい。きっと彼らが今まで聞いていたものは『音』であって、『歌』ではなかったと気が付き始めたんだろう。そんな人達にだけ、十八歳は大人というのを適用すればいい。^^;あはは。今もきっといい『歌』が沢山あるんだろう。ただ他の『音』に埋もれているだけなんだと思う。けれども、いいものを見つけるには『いいもの』とはなにかを始めに知っていなければならない。ちあきなおみを評価し始めたというのは、いい耳を持つ若者達が増えているということで、すごくいいことだ。音楽業界にとっては、逆に非常に難しい局面に立たされるってことになる。もうジャンル分けが不可能なくらいいろんな楽曲を、、それも洗練され高度な音楽性をもったものを提供していかないと、いい耳を持った人達を満足させられなくなる。
服を着替えるように表面だけを取り換えても、もう誰も相手にしない。いいものはいいとはっきりと主張する人達が出てきてくれて、臆病な俺は大助かりだよ。だって昔は『ちあきなおみは最高っ』なんていおーものなら、『お前っっ、おっかしいんじゃないのっ??』といわれたかもしれないからなぁ〜。^^;彼女の全集買おうかなぁ、、なんて、とてつもないこと考えている。でも俺の友人はもうすでに持ってたよなぁ、それもレコードでっっ!!^^; そしてそれを何気なく棚の上にドカンと置いていた、、。でもアイツ、演歌なんか最低とか言ってたような、、。^^;ああぁぁっ、ひっょとして、また馬鹿みてる、俺、、??(ハイっ、あんたは馬鹿ですっ)