前期試験

今日はわが家族は全員早起きっ! 娘の前期試験の日だ。我が地方の高校受験システムは毎年のように変わっていて、この『前期・後期・そして追試』というシステムの中で娘達は初めての受験生となる。俺の時代は推薦というのがあって、これはスポーツのみだったような、、。俺はそんな高校受験方法があるなんて知らなかった。一発勝負で、それに失敗すると次は追試のチャンスがあった。学区制もあったので、追試では定員に満たないクラスを受験するしかなく、自分の希望は諦めるしかなかった。

次は『推薦入学システム』。学校からの推薦で、どちらかと言えば内申書重視のようなものだった。簡単な試験と面接、場合によっては小論文や作文が課せられた。そして今年はまた新しいシステムで試験だ。先生方も大変だろうが生徒はもっと大変。先輩の経験談はほとんど役に立たない。^^;本当に頑張っている人達にとっては、受験方法がどうであろうとあまり関係ないだろうが、我が娘のように不出来だともうバタバタする。

カナダの先生は『カナダは優秀な人材を輩出しているのに、それがアメリカに流出している』と言っていた。我が地方でもそれに似たようなことがあって、優秀な子供達が県内の私学や県外へ流れていて、一度流れてしまうと地元に戻ってこない傾向があるようだ。それに歯止めをかけるべく高校ではいろいろ策を弄しているが、うまくいかない、、。^^;俺が何も知らないだけかもしれないが、優秀な人材が流れ出てしまうのは、システムというより高校教師の質の問題ではないかと思う。東大を卒業していても教師には向かない人だっている。両親が教師や公務員でなくても、素晴らしい子供に恵まれている人達だっている。それを自分の判断基準を持たないで出身大学だけ、肩書きだけで教師として採用したり、コネクションを最大限に利用して採用を決めたりしているようでは、そしてそれを知っている親は、もううんざりして、子供をそんな高校へ入れたくないと思うのは、、まぁ〜、自然な流れかと、、。けれど、それに気付かない、またそれに気づいていて放置しているのはもっと悪い。

根本的な議論はともかく、、わが娘よっっ、頑張ってぇーーーーーっ!!!!!!!もうっ、お願いっっ!!!^^;


、、、と、数時間過ぎた。俺は娘を学校の正門まで送った。朝早かったので混雑する通勤時間がほんの少しずれたのだろうか、非常にスムーズに到着した。二十分くらいかかったか、、。はじめは校内の駐車場に車を入れたがどうも様子が変なので、学校の建物から出て来た人を捕まえて正規の駐車場所を聞いた。そこに車を移動、娘と車の中で待っていると、集合時間までまだたっぷり一時間はあろうかと思うのに、ゾロゾロと受験生らしい生徒達が現れた。そして引率の先生を待っていた。しばらくすると娘の学校の引率の先生もお見えになって、俺は挨拶を交わした後、娘を預けて引き上げてきた。今度は三時過ぎに向かえに行く行かねばならない。ほんとに、、やれやれだ。^^;自分で受験会場まで行って自分で試験を受けて自分で結果を見に行って、、何もかも『自分で、、』だった俺の時代とは大違いだよっっ!!誰がこんな世の中にしたんだぁーーっ!??