なんだか、、なぁ〜

午前九時半には俺は学校にいた。本部役員『全員集合』といった格好で、教頭先生に引率されて六人がゾロゾロと校内を歩いてクラスを覗いて回ると、異様な雰囲気もなにもっ、生徒達はきっと動揺すると思う。^^;けれども俺達保護者会は出来るだけのことをしようと必死だ。今日の『重点科目』は英語。この前は、先生がアクションを起こした時の生徒のリアクションが見られなかったのだが、今日は英語の授業で、それを見た。助動詞についての授業だったのだが、先生の後に続いて黒板に書いている英語のセンテンスを読みなさいと先生が言ったのだけれど、一人だけボソボソというだけで、他の生徒は全然反応無し。先生も『声が出ないなぁ〜』と言って、もう一度始めたけれど、今度もダメ、。その時誰かが大きな声で先生の指示に従い始めた。俺はきっとアシスタントの先生だろうと思っていたら、なんとっ、うちの会長だった。^^;^^;^^;

以前のように、みんながやかましくて授業が崩壊しているというのではなくて、無言のまま崩壊している状態で、こっちの方が余程怖いなと思った。ただ救いは今日のように、とにかく『静かにしている』のならば、授業を聞きたい人はしっかりと聞けるという点か、、。でもさみしいな。今後、この活動はどうなるのだろう。もしも『英語の先生』を経験された保護者が見たら、、うぅ〜んっっ、先生に対する風当たりも強くなりそうだ。俺見たいなど素人が見ても、もう少し工夫があってもいいのかなと思ったからだ。先生としては、毎年それほど内容が代わり映えしない教科書を何十年もやっているのだから、これくらいは判っても当たり前という感覚があるのかもしれないと思う。けれど、生徒は初めてなんだから、もう少し興味を持たせるような、、ただ『私の後に続いて繰り返しなさい』を英語でいうだけではなくて、もう少し何かがあればいいなと思った。若い先生が魅力的なのは、まだ『わからなかった自分』を覚えているからわかってもらいたいという工夫をするからで、それが薄れてくると、もう機械的な説明だけになってつまらなくなる。この辺りが難しいよね、教師という職業は、。まっ、教師に限らず、時々市役所のおばちゃん職員なんかも、『こんなの判っていて当然っ、日本の常識でしょっ』って言い方する人がいるけれど、三十年も繰り返し同じことをやってやっと判ったことなのに、ねぇ〜。^^;でも、そんなことはすっかり忘れてしまうんだよな、、俺も気をつけようと思う。(^^)