初期の最高傑作と言うけれど、、、。ジョニ・ミッチェルの『ブルー』

俺が一番始めに彼女のアルバムを見たのは『ブルー』だった。でも買おうとは思わなかった。その頃はまだ『ニュー、、なんとか』っていう言葉に抵抗していたから。新しいアーティストが自分のテイストに合うかどうかはやはりデビューアルバムを聞くのが一番だと思って、最初に手にしたアルバムは彼女のデビューアルバム『ジョニ・ミッチェル』だった。でもこの人はアルバム毎にまったく違う。『ブルー』も同様に前三作と比べるなんてのは愚の骨頂で、ある人は『ブルー』のジョニが本当のジョニだと思うし、ある人は『レディス・オブ・ザ・キャニオン』のジョニが本当のジョニだと思うだろう。ジョニ自身がヒットさせた曲や他のアーティストに取り上げられてヒットした曲が入っているのは前作の『レディス・オブ・ザ・キャニオン』なのに、みんなはこの『ブルー』がいいっていうんだよねぇ〜。^^;

ジョニは『ブルー』というアルバムではギターを弾いてピアノを弾いて、ダルシマという楽器を弾いて歌っている。ユーミン中島みゆきのアルバムみたいに本当にお買得感一杯のアルバムで、どの曲もいい。俺は自分でも歌ってみたいと思って頑張ってみた。^^;でも難しかった。なんとか歌えるのは『リトル・グリーン』という曲くらい。後は言葉数が多いし、低音からいきなりうぅ〜んっと高音域へあがったりして歌えないぃぃぃ〜。^^;ピアノは弾けないしダルシマって楽器は持ってないし、ギターをコピーできるのもこの『リトル・グリーン』くらいで、、。何が良くてみんなはこのアルバムを最高傑作なんていうんだろう、。^^;

ネットで彼女がイギリスで行ったコンサートを見た。このアルバムに入っている『カリフォルニア』をダルシマを弾きながら歌っていた。アルバムで聞くよりライブの方がずっと良かった。彼女のライブアルバムが出て、この『ブルー』から数曲選ばれていたが、アレンジが変わっていたせいもあるけれど、このアルバムで聞くより良かった。だから最高傑作というのは間違っていないとは思う。けど、『ブルー』というアルバムは聞きづらいと思うけどなぁ〜、俺は、、。^^;