北朝鮮 『制裁解除が先』

『6者』再会、米、真っ向反論    北朝鮮の核問題をめぐる6者協議が18日、北京で始まり、北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官は『米国の金融制裁と国連の制裁を解除してこそ(北朝鮮が核放棄を約束した)昨年の共同声明の履行を論議できる』と基調演説で主張した。

いつものことながら、北朝鮮のいうことは自分ばっか、、って感じ。記事の内容にもあるように、核を持ったことでますます『強気』が前面に出てきましたかね。まぁ〜、自分の言いたい事をしっかりと主張するのが『外交』だといってしまえばそれまでだけれど、、また、なんだかこれだけ『あからさま』だと、逆に判りやすいってところもあるし、、みんなが言うように『もう筒一杯』、ぎりぎりの気持ちがこんな態度にさせるのかも、、。

対象的に、和歌山の談合問題。今は木村さんが大きく関与していたことが判ったので、もうどうでもいいことだけれど、最初の頃は、、『木村さんが言わなくても、その気持ちを汲んで、、、』というか、、ある言動から気持ちを推測して、行動したっていうような事が報道された事がありました。

ちょっと説明しにくいけれど、、。例えば偉い人が『あの男は目障りだな、、』というと、側近は、『あっ、これは始末しろって事だ』と判断してしまう、というか、、。当人は『始末しろ』とも言わないし、ましてや『殺してしまえ、、』ともいわないけれど、その気持ちを察する、。それが『いい事』で、それが出来ないと『仕事が出来ない人』ってことになってしまうような、、そんな感じ、、。これって日本社会にはよくありがちな状況ですけど、、。

でも、こういう国際会議では、日本の常識は非常識ってところもあるみたいで、、。だから、俺達は、逆に北朝鮮がきっちりと強い言葉で要求してくることに、ちょっと、、感覚的に違和感感じる部分ってあるかもなぁ〜。特に俺なんかは、北朝鮮の友人はいないから、その言葉の『温度差』みたいなものが判らないけど、、。^^;

昔、ちょっと感じた事で、、英語で『I love you』というと、日本語では『私はあなたを愛しています』ってことになって、凄く重たいけど、でもこの『ラブ』って言葉、結構普通に、使ったりします。日本語で『愛する』なんていうと、そりゃもーーっ、大変な心意気が必要ですけど、『大好き』程度で使うと、、あはは、、、って感じ。

そりゃ、こういう感覚を政治的な場面では出来るだけ排除するべく務めるだろうし、重々そういう事は承知している方々が、交渉したり議論したりなさるんだから、まぁ〜、俺みたいなのが心配する必要はないにしても、こうして、新聞で『活字』になると、、受け取り方って色々あるんだろうなぁ〜って、、思ったりして、、。

だから、日本はこの協議の場では主人公の一人なんだから、このいいのか悪いのかわからない『日本人気質』をコントロールしながら、言うべき事はしっかりと言って頂きたいと思います。国会中継なんか聞いてると、『そこまで言わないとわからないのか、、』みたいな答弁をする政府与党のお偉いさんがいたりしますけど、はっきしいって、『そこまで聞いても判らない』心境で質問してんだから、もっと説明してっ!! みたいな気分になる時があるけど、あの調子を引きずっていると、海外ではちょっと太刀打ち無理ぼ、、って感じがして、、。だから、さぁーーっ、っと、『変身』する必要があるのでは、、、。

まぁ〜、難しいよなぁ〜。普段は言いたい事の半分いって、後は言外に含みを持たすのが、とてもマナーにかなっていると考える場所にいるのに、こんな時は、言いたい事の全部以上の事を言うのを期待されたりするんだから、、。とってもご苦労だと思うけど、、よろしく頼みます。!(^^)!