国会中継を聞く

今日はラジオで『衆議院予算委員会質疑』の模様を聞いた。今日の中継はなんだかつまらなかった、。国会中継なんて、概ねつまらないものなんだろうけれど、時にはテレビの二時間ドラマよりも面白いこともある。^^;

若い頃は国会中継や政治家の討論会なんぞには興味は全然なかったけれど、歳をとるにつれてだんだんと面白くなってきた。テレビやラジオの他の番組が面白くなくなってきたからかもしれない。特に小泉内閣の時は本当に楽しかった。^^; あの国会審議の模様を『小泉劇場』なんて誰が名づけたのかしらないが、まったくもって素晴らしい名前をつけたものだと感心する。それくらいドラマチックだった。ああ言えばこう言う、こう言えばああ言うと、もうほんとに面白かった。それに今から思えば、あれだけ意見の激しい応酬がありながら、会議が終了すると、議員さん同士は結構仲がいいのかもしれないと思わせるようなところもあったりして、、。^^;

今の国会中継は、なんだかなぁ〜、と思う。まぁ〜ねぇ〜、支持率が20パーセント前後まで落ち込んでいるし、政策に対して国民の八割がたが疑問を呈してたりするんだから、面白くないのも当然かもしれない、。こんなに多くの人達が今の政治に不満を持っていれば、もっと国会審議くらいは白熱しても良さそうに思うが、、。そうでないと、政治に対する無関心の度合いがますます深くなっていくのでは、、。そうすれば『政治家なんてっっ!!』ってことになって、与党だ野党だと言ってる前に、ぜぇーーんぶ、ダメになっちゃうんでは??と思ったりする。

国会での発言時間は政党の議席数によるらしい。
ヘンな考えかもしれないけれど、民主主義の基本にのっとって、議席数の少ない政党が発言時間を一番長くしたらどうだろうと思う。内閣は最多議席を持っている政党が組織するのだから、提案については良く判っているはずだ。ならば、少数意見を尊重するという建前上、質疑応答は一番少ない議席数の政党が一番長い時間を持つというのが筋かと、、。^^;自民党議員が、自民党の提案について『質問する』ってのは、、、まっ、太郎ちゃん風にいえば『いかがなものかと、、』^^; 『少なくとも、、』『いずれに致しましても、、』もっとみんなが一生懸命国会中継を見たり聞いたりできるようしてほしいものだと思う。そう願いながら、あたしゃ、しっかり聞くよっっ!!(^^ゞ