入学説明会

昨日のぐずついた天気とうって代わって、今日は朝からいい天気。(^^)でも少し季節が冬に戻ったような肌寒い朝だ。昨夜夕刊で高校受験の記事を読んだ。県下で何百人かの中学生が追加募集に応募しなければならないらしい。娘は辛うじて入学を許可されたが、娘の同級生でも数人は失敗しているだろうと思う。本人の悔しさは別格としても、ご両親の心痛いかばかりかと思う。俺達の時代は受験と言えば一発勝負だった。今は全部で三回ほど受験チャンスがある。けれども聞くところによれば、一度目の失敗は学生にかなりの衝撃を与えるらしく、この制度は再考の余地有りだという意見も多数あるようだ。俺達から見れば三回もチャンスがあるのはいいことだと思うのだが、今の子供達にとってはどうもそうではないようだ。俺んちはもう娘が最後だけれど、三人中学を卒業させてみて思うのは、とにかく制度をいじり過ぎるということだ。頭のいい人達が長い時間を掛けてシステムを作ったのならば色々意見はあってもしばらく続けてみればいいのにと思う。
長男と次男は『推薦』という制度があったが、娘の時は『前期・後期試験』という制度にかわった。後で聞いてみれば前期試験はかつての推薦と同様だという。税金使って、給料払って、昼飯取って、会議して、その挙句の結論が呼び名を変えただけというのは、いったいどういうことなんだろうと思ってしまう。実際、前期試験合格者も娘の合格発表と同時に改めて発表されて、保護者の方は『先生がきちんと確認にいきなさい』と言ったんだと話していた。^^;学生が動揺するのは、学生側の問題というよりも、大人が『勝手』に作った不安定な制度の問題なのかもしれないと思う。俺達の頃は確かに一発勝負だった。けれど長い間その制度が続いていたものたから、受験日には最高のコンディションで臨むのも試験の大事な要素だと、また、運も実力のうちだと教えてもらえた。オリンピック選手に『やり直し』なんて言葉は通じない。『その時』が勝負なんだから、。だから選手は普段の生活を大切にするのだろうと思う。受験も、、、昔の方が、、潔くてよかったのかもしれないなぁ〜と思った。
娘は『運』のお陰で合格したんだと思っている。だって親がどんなにひいき目にみても、彼女は大バカなんだからっ。^^;ラッキーとしか言いようがないよ。娘の同級生全員に温かい春が来るように祈っている。今日は午後から説明会に出かける。なんだかとても晴れがましい気分だ。(^^)娘とこの日を迎えられたことをほんとうに幸せに思っている。(^^)