『納豆で減量』番組で捏造

関西テレビが謝罪   フジテレビ系り生活情報番組発掘!あるある大辞典2』で、納豆のダイエット効果を紹介した7日放送分にデータ捏造などの問題が判明し、製作した関西テレビ大阪市)が20日、発表した。  データや発言、架空 『朝日新聞

http://www.asahi.com/life/update/0120/013.html
ありがちな話だと言えばそれまでだけど、以前に、『寒天でダイエット』って、ある番組で放映された途端、店頭から寒天がなくなったというのがあった時には、本当にテレビの影響ってすごいんだなぁ〜と思いました。納豆についてはこの目で見たことはないけれど、寒天はしっかり現場っ、見ましたっ。はいっ、本当に無かったです。^^; その時も寒天製造業者が、生産が追いつかないといって、嬉しい悲鳴を上げていました。

しかし、記事によると、怪しい部分が7箇所あって、そのうち6箇所が捏造となると、これは相当ひどいですよね。捏造って、、つまり嘘をでっち上げるってことですから、これはちょっとやりすぎなんでねーのっ、って素人でも判るよね。それでも視聴者は、少しはオーバーな表現はあっても『嘘はない』と信じて、こういう類いの番組を見るんだろうし、騙した人は判っていても、騙された視聴者の数は把握出来ないってところがなんとも、、。

テレビにとって『視聴率』というのは至上命令っ、命っ、らしいけれど、そんなに大切なんでしょうかね。スポンサーがそう言うのは判ります。だってやっぱ自社製品を出来るだけ沢山の人達に見て頂いて買って使って頂きたいもの。そりゃあ単純に考えれば、視聴率が高いってことは、人の目に触れる機会がそれだけ多くなるって事で、それだけ自社製品の販売高が上昇するって所までは納得。でも、そういう企業側の意図に振り回されている製作者達というのは、何をやってもいいってモンではなって事くらいは、充分承知してるだろうに、、。自分が製作している番組には、それなりの誇りってのがあるだろうに、、ねぇ〜。^^; 一時、放送業界人が非常にもてはやされた時期があったけれど、一皮むけば゛企業のいいなりになる『ただの犬』だったってこと??

大抵の人達は、スポーツ番組では八百長が、、歌番組ではパクパク口真似が、、コメンテーターは誰か他の人が書いた原稿を読み、、ドキュメンタリーと銘打ったフィクションをつくり、、ってのは、ずっと前から知っているだろうと思う。でも、その中にも少しの真実を掴み獲ろうとしてるわけで、、。^^; 作りものと判っていても、やっぱ泣いてしまったり本気で起こったり、、。大勢の人達が寄ってたかってある事をいえば、やっぱ『みんなが言ってるから、、』ってことで、ヘンに納得しようとしたりしてるわけで、、。^^; でも、だからって、『捏造』はないでしょうよっ。

放送業界の裏幕が暴かれて、みんながテレビを信用しなくなったら、どうなるんだろう。いわゆる情報番組と言われるものはなくなってしまうんだろうか。ニュースまで疑いの目で見るようになったら、どうなるんだろう。放送業界人の倫理観なんてまったく信用できなくなったら、今度はインターネットだろうか。インターネットは情報が氾濫。確かなものもあれば偽者もある。間違いもあるし、『捏造』もある。多すぎて逆に砂漠に一人取り残されたような、とてつもない不安を感じてしまうんじゃないだろうか、。とすれば、テレビはやっばり、何の根拠もないけれど『みんなが言ってる』っていう、意味のない根拠を俺達に与えてくれて、みんなが言ってるから信用して、と安心感を与えてくれる素晴らしい器械ってことになるんだろうか、。だったら、やっぱり、放送業界人に頭を下げて、倫理観を持って頂くようにこちらからお願いするしかないんだろうか、、。俺達の日常会話でも『テレビでいってたよ』ってのが、最後の砦みたいになってるけれど、それがこわれないように、俺達が、、なんにも悪くない俺達が頭を下げる?? そんなことになっちゃうんでしょうかねぇ〜。なんだって、こんな世の中になっちゃったんでしょ、。