いじめ緊急調査へ

補正予算案政府が計上  相談員拡充も   いじめを苦にした自殺が多発していることを受け、政府は、いじめの緊急実態調査や相談員の拡充などの対策を12月下旬に聞ける06年補正予算案に盛り込む。いじめによる自殺者を7年間『ゼロ』としてきた従来の文部科学省の調査に『実態を把握していない』といった批判が出ているため、来年度予算を待たずに補正予算を組み、実態の把握をめざして早期に再調査を実施することにした。 『朝日新聞

やっと腰を上げましたって感じだけれど、遅すぎっ!! 本当はとうの昔に実態を把握していたけれど、それを文部科学省に報告をしていなかっただけ、、ってのは、、俺は当事者じゃないので、滅多な事は言えませんけど、でも、そんな気がします。問題は予算計上だけで片付くのかしら? それに文部科学省に、きっちりと事実を報告しなさいと言える権限はないと聞いたような気がするし、、。強制力を持たずに『実態の把握』は一体どこまで出来るのか、すっごく不安です。


陰湿ないじめで自ら命をたった子供達は以前にもいたけど、その時はいつも学校は『いじめは無かった、その事実は確認できなかった、自殺はいじめが直接の原因とは考えにくい、いじめという認識が無かった、教師の指導でいじめは解決したと認識していた』等々、当事者でなくても、、『おいおいっ、ホンとかよ』みたいな感じの事が多かったような、、。当事者の親御さん達が、出たくもないマスコミに顔をさらして、訴えていたのになぁ〜。


学校って、、腐ってるのかと思うほど腹が立つ時ってあります。教育者としての自覚も誇りもないのかと疑いたくなります。教育委員会の解体にはもろ手を挙げて賛成したくなる時がありますな。昔の新聞の読者の投稿欄に、自分の名前の上んところに、わざわざと誇らしげに『元教師』とか『元小学校校長』なんて書いている人達がいたけれど、お笑いだね。あはは。本当は、一生懸命子供達のために頑張ってらっしゃる教師、なんとか成績を上げようと努力してくださっている教師、沢山知ってます。だから全員が腐ってるとも思わないし、悪者扱いするつもりは毛頭ありません。この人達は言いたい事が喉元までこみ上げてきているのを、やっとの思いで飲み込んでるってところ、あります。


じゃあ一体何が悪いのか。何故『我が校に問題なし』と言った後、事実が暴露されて、校長は遺書を残して死んだりするんだろう。その遺書にはなんと書いてあるんだろう。もし俺だったら、洗いさらい書いて、何故自殺を考えたのか、何故そこまで追い詰められたのかまでしっかりと書いてから、クビを吊るなり飛び降りるなりするだろうけど、、。今までにもそういう校長がいたけれど、なぜ遺書を公表しないんだろう。遺族はなぜ公表しようしないんだろう。何故日教組は立ち上がらないんだろう。何故その人達を政治基盤としている政治家は、政治生命をかけて知ってる事を暴露しないんだろう。読者の投稿欄に『元校長』の名は余り見ないけれど、どうして今投稿してくれないんだろう。


何が悪いのか考える前に、俺の疑問に答えておくれぇーーっ。^^;  話はそれから、、。問題は『言えない』ってところが多すぎる、妙な教育関係機関の体質にあるんじゃないのって思ってしまうんです。学校は、、なんだか、、時代劇の神社かお寺か、、はたまた尼寺かってくらい、自分達は特別でなにか治外法権でも与えられてるような錯覚をしてるんじゃないかしら? と思います。教職はたんなる職業に過ぎません。、、って、かつての日教組がそういって違法ストをし待遇改善を図ったんだから、しっかり『労働者』です。だったらいまさら聖職者ぶるのは辞めればいいのにねぇ〜。^^;


先生方って頭がおよろしいから、この予算の目的をあれやこれや拡大解釈して、しっかりと使い切って、最後の報告は『予算不足のため、実態把握までには至らず』なぁ〜んちゃって。^^;  この後に及んでも、平気でそんなことするところかもしれないぞぉ〜。ぎゃあーーっ。どこかに出身大学や資格やコネなんか全然関係のない、ごくごくフツーの校長先生、いないかなあ〜。^^;