福岡中2自殺 教員、生徒に謝罪

全校集会 『手抜き、甘えあった』
今朝の朝日新聞の一面は『難病治療の無料化縮小』というものだった。すごく興味ある問題だと思ったけれど、数日前に載っていた『いじめによる自殺』について、その後の経過が報告されているのが目にとまったので、そっちを取り上げてみようと思う。
難病治療についても、決して人事ではなくて、3年前に他界した家人の親父も『難病』だった。研究費を確保のための無料化縮小らしい。この記事から初めて知ったんだけれど、『難病治療費と研究費』って一つ同じ予算の中で振り分けしてんですね。^^;、。どーしてでしょ? ズカッと言えば難病患者はただの研究対象ってことかしら? まさかね、、。^^; 一つ予算の中で、、って事は、この予算全体をもっと大きく予算計上するって訳にはいかないんでしょうかねぇ。理由は、研究費の不足ってことで、、。金融機関で、貸付業務と預金獲得業務を同一人物がやっているって感じ。こういう状態を続けると問題が発生して、貸付の見返りに預金をせよって事になって、。ここでも結局顧客が苦労するってことだけど、この場合もちょっと似てて、結局多くの難病患者の方々がご苦労されるって事になると思うんだけど、、。人間の命がかかってるこんな問題を、こんな格好で解決しようというところがすごい、、というか、、怖い。本末転倒って感じもあるし、鶏が先か卵が先かって感じもあるし、、。難しい問題だとは思うけれど、予算が一つ財布に入ってるって所、なんとかならないものでしょうか、、。難病って、、どーしてこうなるのかわからないから『難病』なので、原因を知りたがる気持ちってのは、研究者よりも患者の方が数倍強い訳で、、そんな人達の心的苦労を少しでも和らげるって事も含めて考えて頂いて、無料化縮小なんてことしないで欲しいものです。泣き言になるけど、、、家族も大変なのよ、、その上治療費の心配まで、、って、、。そんな家庭を身近に接してきただけに、なんか、ものすごく負担を感じてしまいます。健康保険だけで難病の治療費を支払ったら、、一体いくらくらいかかるんでしょうね、、。

この治療費縮小化も問題だけど、、こっちの『いじめ』の方も問題、。今朝のラジオニュースとこの記事とを含めて考えると、今、学校では、恐ろしい事が起こってるんだなぁ〜と思いました。すごい先生もいたもんだ、、。こんな事件を聞くと、俺の学生時代は本当に恵まれていたと思って、滅茶苦茶幸せな気分になったりもしますけど、でも今の子供達の不幸はもう俺には想像できなくなってしまったんだなぁ〜と、悲しくもなります。確かに嫌な先生もいました、、。一番嫌いだった先生は今でも覚えています。大人になった今でもその先生は教師の恥だと思うし、人間的にも糞みたいな人だと思ってますが、逆に多くの素晴らしい先生方に囲まれちゃってましたから、差し引きすると、ほほほっ、断然『先生大好きっ!』ですねっ。(^^)

小学校一年の時の先生は女性でした。先生は生徒と一緒に歩いて登校されていました。俺達は学校から随分遠かったので、歩いての登校は大変だったんだけれど、その先生の姿を見ると、『今日は学校、間にあうぞっ』って思ったりして、、。その先生、音楽会には俺にオルガンを弾けと言ってくださいました。もうっ、すごく嬉しかった、、。そこへっ、この大嫌いな先公が表れて、、『それは駄目』っていいました。隣で二人の話を聞いていると、『オルガン教室へ習いに行ってないから、、』って事でした。で、俺はものすごく好きだったオルガンは音楽会では弾けませんでした。はい、我が家はとっても貧しかったのです。あはは。親にも随分『習わせてくれ』といって困らせたりしましたけど、、。^^; 今でも、自分の耳を信じて、俺を指名してくださった先生には心から感謝してます。今は、こんな『習いにいってないから』なんていう自分の感覚を持たない馬鹿教師が学校を、日本の教育全体を駄目にしたんだろうと思っています。塾に行かなきゃ、なんとなく怖い、、なんて感じを子供や保護者に植え付け、本来学校がすべき事をすっかり放棄してしまったような状態を作り出したのは、こんな馬鹿たれ教師だったのだと確信しちゃってるんですよね。俺は、絶対忘れない、、。
でも俺が幸せだったのは、後にも先にも、こんになクソな教師に会ったのはこれ一度きりっ。もうっ、後は素晴らしい教師ばかりに出会ったような気がします。『教師になれ』と言われて俺が断固として断ったのは、俺が会った教師ような素晴らしい教師に俺は絶対になれないと自分でわかっていたから。それ程素敵な人達でした。^^; 共通していたのは、どの教師も確固たる『自分自身』を持っていた事、いい意味で『大人』であった事、生徒との距離を見事にうまく取れる人達であった事、、、など。あるキリスト教徒の教師に至っては、生徒に対する指導と同じ事を自らもやっちゃうという、、。例えば、夏の暑いときにでも長袖のすそを決してまくり上げたりしない。『暑いのならば、きちんと半そでのシャツを着なさいっ』。^^; 毎朝自転車でご出勤してました。^^;メガネを掛け、背筋をいつもきちんと伸ばして、、。いつも同じようなシャツばかり着て、、。あはは、、もうすごい先生でしたね。ちなみに東京大学ご出身という噂、、。やっぱっ、違うわぁ〜っ、。
それに引き換え、今の教師たらっ。大きな外車で、出勤時間ギリギリに掛け込んで、学校で携帯電話を使い、茶髪にして、ピアスして、ネックレスして、下校時間に、子供を押しのけるように狭い道を、大きな車を転がして帰宅。ブランド品をチャラチャラと学校まで持ってきたりして、、口癖のように『忙しい』といいながらコピー機を使い業者テストを使い育友会を使い、、一体どーなってんのって思う。俺が高校の時に違法ストをした教師達のいい分はと言えば『我々も勤労者だっ』というもの。教師やってて、勤労者って言葉の中身を知らないのではと思ってしまう。学校外で男と遊ぼうが女囲おうが、海外旅行へ行こうが茶髪にしようが、どーぞご自由にと思うけれど、それを職場へ持ち込むような『勤労者』って、教師だけかも、、。エセもいいとこっ。他の人達は職場ってところは仕事をするところときちんと心得ていると思うんだけどね、。^^;
学校って所は異常なほど大切なところ。ここが崩れると社会全体が崩れてしまうと言うほど大切な場所。民主主義の構成員たる立派な大人を育てるところ。民主主義とは物事が多数決で決まるから、馬鹿が大量に生産されるとメチャ困るのよ、、。日本が将来あっちへいくかこっちへ行くかはこの子供達で決まる。方向を間違わないためにも、フツーの良識ある人達が『大勢』いないと困るわけさ。
教師ってのはそんな子供達の前で、きちんと良識ある構成員の模範たるものを見せ付けないとイケない職業で、隙があっては非常にマズイし、それを見せたものは、企業でいう『成績伸びないお荷物』として、きっちり排除する、、それも情け容赦なく排除していく。そうしないと、子供達が迷ってしまうから。子供達が大人よりも賢いところは、良識のぶつかり合いは決して非難しないという事。むしろそれは歓迎すべきことで、そんな時大人はどう解決したか、どうやって妥協点に到達したかを見せるのはとてもいいことだと思うんだよね。子供はいう事は聞かないけど、大人がやってることはじっと見ている。そしてそれを真似する。口でいう真実めいた嘘はすぐに見破ってしまう。
だから子供達には『行動』をきちんと見せていかないと、、。
それにしても、先生がいじめの原因を作ってしまったって事だけど、誰か同僚で注意をする人はいなかったのかなぁ〜。保護者会で意見が相次ぐってことは、他の先生方もきっと保護者の方から噂というか、、それらしい話は、こんな事になる前に聞いていたような気もするんだけどなぁ〜。校長に報告しても取り合ってもらえなかったのかなぁ〜。部下を信じるのはいい事だけれど、ちょっと本人に『こんな噂があるけど、、注意したほうがいいぞ』くらいの事は言ってもいいと思うけどなぁ〜。
生徒に謝罪するのはいい事なんだろうけど、、でも生徒は、俺が決して忘れないように、決してこの事は忘れないだろうな、、。それが教師全体の不信感へと発展しなければいいんだけど、、。今後素敵な教師に出会うと、不信感も少しは和らぐだろうけど、それがないとずっと『教師なんてッ』って事になって、自分の子供にも『教師なんてッ』ってふっと呟いたりすると、聞いた子供は『えっ?』と思って、またまた教師に不信感を持ったりして、、。これじゃ、亡くなった生徒さんがうかばれない、、よね、、。