無線気にして速度超過か

JR脱線事故調査報告書   運転士、車掌にミス隠し依頼後  制動 遅れた可能性  乗客と運転士107人が死亡した昨年4月のJR宝塚線福知山線脱線事故で、国土交通省空港・鉄道事故調査委員会は20日付けで、事実関係の調査の全容となる事実調査報告書を公表した。 『朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY200612190446.html

この事故直後の映像をテレビで見た時は、その悲惨さにびっくりしました。マンションの下ん所に突っ込んだ車両や九の字に曲がったような車両、、。乗客は、そりゃあびっくりしたことだろうと思います。都会は便利だけれどこんな事故を目の当たりにすると、田舎暮らしでよかったなんて思ったものでした。

いったいこんな酷い事故がどうして起きたのか、、。その調査結果が出たようです。事故関係者と、俺のような、、部外者っていうと、ちょっと言い過ぎだけれど、、直接関係しなかった者とは報告書の見方が少し違ってくるんだろうと思います。

俺にとっては、調査報告の内容以上に、今後の対策についてのほうが遥かに大事です。今までもこんな報告書はいくつも提出されているんだろうけれど、どうして改善されないのか、、それどころか、事故が起こった時の悲惨さが、どんどんひどくなるのは何故なんでしょうね、、。

飛行機は一番安全な乗り物らしくて、事故の割合が一番少ないからだそーですけど、、そう言われても、、なんだかストンと落ちないのは、やっぱ、そういう問題ではないでしょ? ってところあるからだと 思うんですけど、、。事故ってのは多いとか少ないって話じゃなくて、限りなく『無し』を目指さないと、ねぇ〜。

『そんなこと判ってます』っていう声が、上の方から聞こえなくもないけど、本当に判ってるのかしらん?? 今朝のラジオでは、、っていうか、、この事故直後から、安全意識の調査が頻繁に報道されているけど、運転士達の多くが『起こるべくして起こった』、、みたいなことを感じているふうに思うのは、俺だけ? ^^;  きっと運転士達の上司にはそうは聞こえないかも知れないけど、他の人達もそうは思ってないのかしら??

これじゃあ〜、ねぇ〜。 ある映画の名台詞じゃないけど、、『5歳の子供にでも判るように』、その辺りの事、説明して頂きたいものです。スピードも大事、時間厳守も大事、、でも一番大事なものをないがしろにしてまで、その他を優先させてって誰がお願いしたんだろう、、、。車を運転している人ならば、もう大抵気づいていると思うけれど、近場にいくのに普通の道をそんなにガンガンスピード出して走っても、、、到着時間ってそんなに大差ないっていうか、、、どーってことないもんね。^^;

日本の電車は世界一だし、その正確さったら驚異的だけれど、人命かけてまで守らなきゃいけないほどの『名誉』でもなし、、。電車やシステムを他国に売り込む人達にとっては、いくらかは大事だろうけれど、、、でも、その人達だって、自分自身や家族が片足ぶっ飛ばしてまで、そんな『名誉』にこだわるとは思えない、、。

時間が金を産むってのは承知してるけれど、命あってのモノダネだし、、ゼロ金利時代で、庶民はいくら待っても貯金に利息はたいして付かないんだし、、ゆっくりしませんか、、。^^;