英語耳

発音ができるとリスニングができる  英語を聞き取れない理由は発音にあった! ネイティブ並の発音と字幕なしで映画を見るリスニング力を同時に身につける本。受験にもおすすめ。『朝日新聞』の広告より

あはは。すごぉーいっ。25万部突破なんて書いてある。よく売れてる本なんでしょうね、、。なんだかこの『25万部』という数字を見ただけでちょっと買って読んでみたくなるってのが味噌でしょうか。^^; 
日本人、、、に限らずだろうか、、英語熱ってのはどこでもすごいものがあるね。まぁ〜、インターネットの80パーセントがたは英語で書かれた文書で占められているという話を聞いたりすると、英語ができないと、もう全然駄目みたいな気分になるのは確か。でも、英語の発音に関しては、俺は一言いいたい事があるんですわ。英語の発音ッて、俺達が思っているほど『大事』なものではないようなんですよね。どーも、、。^^;
ちょっと考えてみるとすぐにわかる事かもしれないけれど、、、例えば日本語の正しい発音っていうと、『共通語』って呼ばれ方で、東京や札幌の人達がそれに近いと言われるよね。でも東京にも確かに『東京弁』ってのがあったような気がするし、札幌なんかにもきっとその土地の人達だけに通じるような発音や言葉ってのがあると思うんです。東京は日本の首都だから、そこで使われている言葉や発音が日本語の代表って思うのはしごく当然の事だし、実際、共通語で話されることは日本全国大抵の人は理解可能だと思うんです。
じゃーさっ、英語はどーよっ、って話だけど、、。
俺の英語の先生はイギリス人でロンドンっ子なんですけど、、。彼曰く『僕はロンドン訛りが強くてね、今みんなと話す時はすっごく注意してんのよ』。俺達は『??????』って感じ。^^;じゃあ、英語の正しい音っていうのはどこへ行けば聴けるの?、という俺達の質問に、彼は『?????』。ナニがなんだか判らなくなってしまいました。^^; あはは、クイーンズイングリッシュと言えば、女王様が話されている言葉というか、発音だけなんだってっ!! だからそれを『真似』しているロンドンの人達、、イギリスの人達ってのはいるらしいけれど、それが一般的に使われている事はないらしいんだよね。じゃあ、俺達が日本にいて、きっとロンドンでは『正しい英語』が話されていると思っているのは、間違いなの? って事なんです。^^;きっと、俺達、、間違っていると思います。^^; アメリカでもカナダでも同じような現象はあるような気がして、、。カナダで暮らした時は、、俺はバンクーバーにいたんだけれど、、、日本に戻って、ニューファウンドランド出身のカナダ人には、『バンクーバー訛り』があると言われました。^^;あはは、。バンクーバーは、モザイクシティと呼ばれていて、いろんな国の人達が集まって暮らしてますが、ニューヨークでは、多人種が『溶けあって』、また別の新しい文化を、、言葉も含めて醸成したようだけれど、バンクーバーはみんなそれぞれのバックグラウンドを失くすことなしに、、、でも、生活上『溶けあわなければならない』所は溶けあって、、って感じなので、英語の発音に関しても、なんだか母国語の香りプンプンなんですよ。^^; お隣韓国の人が話す英語って、、日本人にとってとても聞きやすい発音をする人達も沢山いますが、逆に母国語訛りがきつくて、ナニ言ってんのか全然判らんってのもあって、、。同じ事はみんなに言える事で、日本語訛りが強くてどうもわかりヅラいという韓国の人達だっているわけです。でもみんな、そんな事は聞き直せばいいわけで、とりたてて問題にしていない、、つまり、何が『正しい英語の発音か』なんて頓着しないってところがあって、、。これが楽しいのよっ。! 俺が『エレガント』っていうのに、ある韓国人には『アロガント』に聞こえるとか、、。あはは。(^^)
そんな視点からこの広告を眺めていると、はぁ〜、難しい事いうなぁ〜と、感心してしまいます。『ネイティブ』っていうけど、彼らの発音の種類はあり過ぎて、何が正しいのか判らない、、。『発音ができるとリスニングができる』というのはまったくもってその通りだし、モロ手を上げて大賛成っ、拍手喝采、、ナンだけれど、、本を読んだくらいでは発音の練習はできないって所が一番問題だと思うんよね。^^; だって、本は『読む』んだから、この本が日本語で書かれているのならばきっと、日本語の読解力養成にはおおいに役立つだろうけれど、発音は、『口で音を出す』という作業で、、もっと難しいのは、その音が相手に伝わっているかどうかを、確認する必要があるって事なんだよなぁ〜。^^; お偉い先生が発音についてどーこー、のたまった『本』では解決出来ない問題で、、それよりも子供でもいいからネイティブに自分で話かけてみて、自分の予想した答えが戻ってくると、それは『自分の言いたい事が伝わった』って事だから、発音がどーのっていう問題よりも、そっちの方がずっとずっと大事なわけで、、。^^;
『エレガント』、、とっても優雅な気品のあるって感じ、一方『アロガント』、、傲慢で鼻持ちならないって感じ、、。もーっ、全然違うんだけど、俺の発音では、一部韓国人には通じないってのが、俺にとってはすごく問題で、いくら発音がよくても『誤解』されてしまうともーっ、意味無し。特に、、日本人は、、っていうか、これはきっと俺に限った事だろうと思うけれど、『なんて言ったの?』とか、『もう一度、』なんて、何度も何度も聴くのは恥ずかしいっていうか、、だからいい加減にしてしまうっていうか、、そんなところがあって、もし俺とおんなじようなクセのある人はやっぱ注意しないと、『彼女はとっても優雅だよ』ってのが『彼女はとっても傲慢で、、』って解釈されるほうがずっと怖くて、、、もしこれが、、大きく言えば『外交上』の重要な話だと、とんでもないことになったりして、、。^^; 俺にとっては、発音よりもこっちの性格を直したほうがいいかも、、なんて思います。
やっぱ一番の近道は『沢山聞いて沢山話す』って事かな。俺がリスニングの練習をした時は、同じ一時間ほどのテープを一年間聴き続けました。最初は一つ団子のように聞こえていたセンテンスが、ある日突然一言一言ハッキリと聞こえるようになってきました。わっはっは、『粘り勝ち』だいっ!後は、回りに迷惑かけないように、英語の歌を歌いましょっ!!(^^)(^^)(^^)ルンルンっ。